時は晩春。これから初夏へと季節が移ろいゆく中で、 私は日々をミシンと共に過ごしている。 段々、猛暑、酷暑、炎暑と過酷の限りを尽くされる中、 私の臀部はその頃になると蒸れに蒸れて悲鳴を上げているだろう。
そこで私の尻の強い味方になってくれるのが、このウィーヴの座布団。 端材のみで拵えた代物で、残念ながら売り物ではありません。 これにて、私の尻は風を得たことにより、爽快この上なく 作業をこなしていることだろう。